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天国の扉

セフレの彼は幼なじみ23

「あぁん……陸翔ぉ……すごい……」

 まだ興奮冷めやらぬ中、菜那美が言う。

 本当は「好き」と言いたいところを、グッとこらえて名前を呼ぶにとどめたようだ。

 二人は依然として、しっかり繋がったまま、対面座位の体勢で抱きしめあっている。

「気持ちよかったぞ、菜那美」

 陸翔はそう言葉を返すと、再び菜那美の唇にキスをした。

 右手で菜那美の後ろ頭を撫でながら。

 うっとりと目を閉じ、重なり合う唇に神経を集中する菜那美。

 自らの胸がトクントクンと鳴っているのを、菜那美ははっきりと感じていた。

 陸翔に自分の名前を呼んでもらうだけでも幸せな菜那美にとっては、一つに繋がったまま唇まで合わせている現状は、まるで天国にいるかのような心地だったといえる。

 しばらく唇を吸いあったあと、やがてどちらからともなく、舌も絡め始める二人。

 すると、胎内に挿し込まれたままのシンボルが、再びムクムクと膨らんでくるのを菜那美は感じた。

 そのことも、菜那美をいっそう陶酔させていく。

 やがて、陸翔が唇を離したが、そのシンボルは菜那美の中で再び元気さを取り戻していた。

 苦笑しながら陸翔が言う。

「菜那美、ごめん。キスしてたら、また興奮してきた。このまま、2回戦へ行ってもいい? 我慢できない」

「うん! 私も……したい!」

 二つ返事でOKする菜那美。

 菜那美の返事を聞くや否や、陸翔は力強い動きを再開した。

 硬さと大きさを取り戻したシンボルが、菜那美の果肉をこすり上げていく。

 菜那美はあっという間に再び高まって、快楽の声をあげ始めた。

「ああ……ああんっ……また激しいっ!」

 そんなときだ―――。

 ドアの外、はるか遠方からかすかに、玄関のドアが開く音がした。

 陸翔が少し焦燥をうかがわせる声色で言う。

「やっべ。おふくろが帰ってきた! 今日に限って、こんなに早いなんて予想外だな」

「えええっ?! じゃ、じゃあ……声聞こえちゃうから、やめないと……」

「ここまで来て、やめられるわけないだろ! すぐ済むからこのまま続けるぞ。玄関までは距離があるから、よっぽどでないと声なんか聞こえるわけないって」

「で、でもぉ……。ああんっ……」

 菜那美は不安だったが、陸翔には譲る様子もない上に、菜那美自身の身体もここでやめられる状態ではなかった。

 二人は一刻も早いフィニッシュに向けて、一気に腰の動きを加速させる。

 結合部がこすれる淫らな音と、必死でこらえようとしているが僅かに漏れている菜那美の声が、リズミカルに続いていった。

 シンボルは縦横無尽に、菜那美の中を攪拌(かくはん)し、ときどき思いっきり子宮を突いていく。

 そのたびに、菜那美の声は一瞬、高く大きくなるのだった。

 こんなに激しい交接にも関わらず、菜那美の感じる幸福感は絶大なもので、快感に顔を歪めつつ、陸翔と一つになっている喜びを噛み締める菜那美。

 すでに一度出された陸翔の樹液が、熱い感覚を胎内に残してくれているのも、菜那美の気分を高揚させていた。

 全裸で向かい合い、シンボルと果肉をぶつけ合う二人の動きは、お互いの全力を尽くしたものになっている。

 結合部から、ぐちゃぐちゃという音まで漏らしながら。

「うっ! また出すぞ、菜那美!」

「うん、陸翔、来て! 中にいっぱい出して!」

 次の瞬間、菜那美の腰をグッと引き寄せた陸翔。

 シンボル先端から再び樹液が噴き出し、菜那美の中へと飛び出していった。

 その熱い感触を受け、ひときわ大きな声をあげつつ、菜那美もまたクライマックスの震えを開始する。

 果肉が強烈にシンボルを絞り、飛沫を散らした。

「ああっ! また出てる! 気持ちいい!」

 声を押し殺すことも忘れて言う菜那美。

 愛しい陸翔の樹液が胎内でほとばしるのを感じながら、菜那美は陸翔の身体に強く抱きついていた。