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天国の扉

セフレの彼は幼なじみ4

 二人が菜那美の部屋へ上がると、すぐに菜那美が切り出した。

「陸翔……お願いがあるの」

「何だ?」

「痴漢の人に触られちゃってから、ちょっとアソコに違和感があるの。何ともなってないか、確認だけお願いできない?」

「はあ?!」

 いくら無口な性分とはいえ、さすがに驚きの声をあげる陸翔。

 しかし、すぐにいつも通りの冷静な態度に戻り、諭すように言った。

「おふくろさんか女子に頼めよ。お前が俺のことを男として見てないのは知ってるけど、それはいくらなんでもやりすぎだ」

 男性として見てない、なんてことないのに……と菜那美は思った。

 だが、その部分を否定すると、陸翔との今の関係すら終わってしまうと思い、菜那美はグッとこらえる。

「さっきも言ったんだけど、痴漢のことは誰にも話したくないの。お母さんにも、他の友達にも。心配かけちゃうの嫌だし……。もちろん……私だって、本当に恥ずかしいんだけど……。それでも、お医者さんに行くべきかどうか、だけ知りたくて。もし、お医者さんに行くほどのことなら、ちゃんとお母さんには話すから」

「そうは言ってもなぁ……」

 気まずそうに視線を泳がせる陸翔。

 きっと彼女さんのことを考えているんだろう、と菜那美は思った。

 それでも、ここまで来て、菜那美は引き返せるはずがない。

 実際、股間に感じる違和感は残っていたし、早く確かめたいという気持ちに嘘はなかった。

 もっとも、自分で鏡を見れば済むのに、あえてこういう申し出をしているということで、つまりは陸翔に見てほしい気持ちもあったのは間違いないのだが。

「お願い……。不安でしょうがなくって……」

 目に涙を浮かべつつ懇願する菜那美を見て、陸翔は静かに目を閉じた。

 そして、目を開けると、頷いて言う。

「よし、分かったよ。見せてみろ」

 陸翔のその言葉を聞くと、菜那美は素早くスカートを下へ落とす。

 一瞬だけためらったものの、続いてショーツも下ろし、足から抜き取った。

 小さい頃に何度か一緒にお風呂に入ったり、温泉につかったりしたことがあるが、成長してから陸翔に裸を見せたことは一度もなかった菜那美。

 もちろん、他の男子にも見せたことはなかったのだが。

 陸翔は興味深そうに、菜那美の裸になった下半身を見つめている。

 大切な部分が見られている、と意識し、菜那美は顔が熱くなってきた。

 それでも、臆することなく、菜那美はベッドに移動し、両足を広げた。

 陸翔にその花園が見えやすいようにと。

 今や、陸翔の眼前には、陰毛で囲われた慎ましやかな花びらが晒されていた。

 陸翔はゴクリと唾を飲み込むと、やや身を乗り出すようにして覗き込んでいる。

 菜那美としては、気恥ずかしい気分ももちろんあったが、それ以上に、大好きな陸翔に見られている喜びの方が大きかった。

 必然的に、その花びらは花蜜により湿っていく。

「初めて見るけど……すっごい綺麗だな……」

 陸翔は「何も異常がないかを確認する」という任務をすっかり忘れ去ったかのような様子で、ぼんやりした表情で呟いた。

「初めて? その……彼女さんのを見てるんじゃないの?」

 知りたい心には打ち勝てず、普段は努めて避けようとしている話題へ、迷わず飛び込んでいく菜那美。

 陸翔は特に動揺する様子もなく、答えた。

 もっとも、菜那美の花弁を至近距離から観察しているという現状が、すでに陸翔を興奮させ動揺させていた可能性も大きいが。

「いや、絵莉花(えりか)のは見ていない。彼女、すっごいお嬢様だしな。物事には段取りというものがあるから、いきなりそんなことを言い出せるはずがないだろ」

 菜那美には少し意外に思えた。

 そして、嬉しさ倍増だ。

 陸翔が初めて見る女性の秘所が、自分のだという事実に感激し、身を震わす菜那美。

 それでも、気を取り直して、陸翔に本題を告げる。

「あ、あの……。どうかな? 異常はないかな?」

 ハッと我に返った様子の陸翔。

 やはりどうやら、初めて見る光景に心奪われ、本来の任務をすっかり忘れていたらしい。

「普段がどんな感じなのか知らないから、はっきりしたことは言えないけど……少なくとも怪我してる様子はないな。血も出てないし、腫れてる様子もないし、多分大丈夫だ」

 菜那美の花弁から視線をそらさず、陸翔が答えた。

 いつしか、陸翔のズボンの前部分が膨らんでいることに、菜那美も気づいている。

 やや荒くなってきた呼吸が、二人の興奮を物語っていた。

 食い入るように見つめる陸翔の熱視線を受け、菜那美はますます秘所を濡らしていく。