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天国の扉

猫好き男子と大人な部長14

 その週の金曜日、仕事から帰宅した架恋は、バッグに化粧品やシャンプー、タオル、着替えなどを詰め込み始めた。

 修馬とのラインやメールでのやり取りで、「お泊り」の計画を立てていたからだ。

 初めて結ばれたあの日以来、修馬とは一度も会えずにいた架恋。

 ラインやメールでは、頻繁にやり取りしていたものの、「やっぱり逢えないと寂しい」と架恋は痛感していた。

 なので、修馬から「泊まりに来ないか」と言われた時、架恋はリアルに飛び上がるほど喜んだ。

 そして今、遠足前の小学生のように生き生きした表情で荷造りを進めているのだった。

 準備を終えた架恋は、そわそわしながら、修馬を待った。

 車でアパートまで迎えに来てくれることになっていたのだ。

 交際開始して初めて知ったことだが、架恋のアパートと修馬のアパートは、道が混んでなければ車で20分程度で到着できるようなので、さほど離れていないのだった。

 徒歩で行き来するのは難しい距離ではあるが。

 すると、架恋のスマホが鳴り、画面に「修馬君」という文字が出たので、架恋は顔を輝かせながら急いで電話に出た。

「もしもし、迎えに来たよ」

 修馬の声に「ありがとう。今すぐ出るね!」と答える架恋。

 架恋は忘れ物がないか再確認してから、荷物を手に、ドアから出て鍵を閉めた。

 階段を下り、道路の方を見ると、架恋はすぐに修馬の車を見つけることができた。

 雨は降っているのかいないのか分かりにくいほど小降りになっており、傘は差さなくても問題なさそうだ。

 もちろん、架恋も一応、折りたたみの傘を持ってきてはいるが。

 すぐさま駆け寄って、助手席のドアを開ける架恋。

「修馬君、お待たせ! ありがとう!」

 架恋が乗り込んでドアを閉めるや否や、口紅を塗りなおしたばかりのその唇を、修馬の唇でふさがれた。

 逢うこと自体が久々なので、キスされただけで悦びに身を震わす架恋。

 やがて、唇を離すと修馬が言った。

「いえいえ。さてと、行こっか」

「お疲れのところ、いっぱい運転させちゃってごめんね。よろしくね」

「俺は普段から営業で散々運転しまくってるし、このぐらいの距離なんかどうってことないってば。じゃあ、出発」

 キスの余韻でうっとりしている架恋を助手席に乗せ、修馬は車をゆっくり発進させた。

 修馬のアパートに到着し、屋内に入ってドアに施錠すると、早速再びキスする二人。

 長いキスを終えると、架恋が言った。

「やっと、二人っきりになれたね」

「そうだな、車の中では、周りの目もあって、『二人っきり』って感じではないからなぁ。この日が待ち遠しかったよ、ホント。今週はずっと忙しくて、直帰が続いてたし、お互い時間も合わなかったもんなぁ」

「お疲れ様。せっかくの休日前なのに、お邪魔しちゃってごめんね」

「俺がどれだけお前のことを愛しているか、架恋はまだしっかり分かってないみたいだな。そんなことを言うことを思えば。平日だろうが休日だろうが、俺は逢いたくて仕方ないんだぞ」

「ありがとう……。私も同じ……」

 恥ずかしそうに、しかし嬉しそうに言う架恋。

 修馬は架恋の髪を撫でてから、言った。

「こんなところで突っ立ってても仕方ないぞ。さぁ、入ろう」

「うん」

 そして二人は靴を脱ぎ、部屋に上がっていった。

 既におのおのシャワーを済ませていた二人は、おしゃべりもそこそこに、早速服を脱ぎ始める。

 特に修馬は、待ちきれない様子でいっぱいだった。

 お互い裸になると、修馬の最大限まで怒張したシンボルに目が行く架恋。

 修馬が興奮している様を見て、「私で興奮してもらえている」と実感し、架恋は幸せな気分でいっぱいになった。

 ほとんど触れ合っていないにも関わらず、架恋も興奮しており、秘所からはじんわりと花蜜がにじみ出てきている。

 修馬が言った。

「じゃあ、早速しよう! 俺がどれだけ、今日のことを心待ちにしていたか! もう我慢できない! 俺の方はこのとおり、準備万端だから、架恋の準備が出来たらすぐに始めよう!」

 上に向かってそそり立つシンボルに手を添える修馬は、速やかにベッドへと入る。

 架恋もすぐに後を追い、ベッドに入ってから言った。

「私もすでにかなり濡れてるよ」

「じゃあ、すぐ始めてもいい?」

「うん。……あ、ちゃんとピルも飲んだから、今日は向かい合う体勢でしない?」

 思い切って提案する架恋。

「対面座位か、もちろんいいよ。ピル飲んでくれてありがとな。今日はゴム着けずに、できるんだな」

 嬉しそうに言う修馬を見て、架恋も満面の笑みを見せて頷く。

 修馬はその場で座り込むと、目で合図した。

 架恋は股間から花蜜を垂らしつつ、そっと修馬に近づく。

 そして、たくましいシンボルを、ゆっくりと花筒の中へと受け入れていった。