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天国の扉

猫好き男子と大人な部長6

 それから5日間、仕事が終わった後、一緒に過ごす時間をとった二人。

「1週間だけ」という条件つきということもあって、交際については誰にもバラさずに。

 そうして頻繁に逢うにつれ、架恋の心に大きな変化が起きていた。

 これまで、高倉部長に抱いていたほのかな憧れは、もはや純粋な尊敬へと変化している。

 もちろん、部長の良い人柄に対する称賛の気持ちはそのままだったが、「付き合えたらなぁ」というような気持ちは既に消え去っていた。

 そして、修馬のことを知れば知るほど、好きになっていく架恋。

 元々、「ルックスはかっこいい」と認めていたのだが、お付き合いすることによって、修馬が高倉部長に負けず劣らず性格の良い人だということが分かったのだ。

 時折見せてくれる細やかな気遣いや、優しい言葉に、温かな気持ちになることもしばしばだった。

 それだけではなく、二人っきりでいるとき、安らいだ気持ちにもさせてくれ、それがまた嬉しい架恋。

 それにまた、猫好きなところや、好きな音楽など、趣味の一致も多いことも、二人を強く結びつけていた。

 いつしか、架恋は修馬に対して、全力で恋している状態になっている。

 修馬以外の男性は目に入らない、というほどの状態に。

 そして、あっという間に土曜日が来た。

 この日は仕事も休みなので、デートすることにした二人。

 映画館や猫カフェ、ショッピングモールなどで楽しい時間を過ごした後、修馬の部屋にて落ち着いて談笑していたときだ。

 急に真顔になった修馬が話を切り出した。

「先週日曜を1日としてカウントすると、今日でちょうど7日目だから、少し早いけど答えが欲しいな」

 架恋はハッとした。

 最初のうちは、「1週間のお試し期間」と強く意識していた架恋だったが、修馬と一緒に楽しく過ごしているうちに、とっくにそのことは頭から消えていたのだ。

 既に、修馬のことがはっきり好きになっており、自然と「このままずっと交際していく」という漠然とした考えを抱いていた架恋にとって、言うべき答えはたった一つしかなかった。

 こころもち真剣な表情をして、架恋が答える。

「この1週間で、修馬君のことが少しずつだけど分かってきて……気がついたら、好きになっちゃってたみたい。修馬君の気が変わってないのなら、引き続きお付き合いをお願いします」

 これを聞いた修馬の顔がパッと明るくなった。

「ありがとう! まさか、そんな風に言ってもらえるとは思ってなくて、ちょっと信じられないよ。架恋、これからもよろしくね!」

「こちらこそ、よろしく」

 修馬はスッと架恋に身を寄せると、架恋の身体に手を回しながら、優しくキスをする。

 恋情に身も焦がれんばかりになっている架恋は、自ら積極的に唇を動かしていく。

 お試し期間の間もキスを交わしていた二人だったが、ここまで熱烈なものは初めてだった。

 濃厚なキスを終え、ゆっくりと唇を離した修馬が、やや顔を横に向け、ベッドを見つめながらポツリと言う。

「いい?」

 この一言で全てを理解した架恋は、胸をときめかせつつ、「いいよ」と答えた。

 ほぼ同時に、手早く服を脱いでいく二人。

 修馬の、ほどよく筋肉のついた身体に見とれつつ、架恋は服を全て脱ぎ去った。

 恥ずかしい思いも多少はあったが、それを上回るほど、修馬に抱かれたい想いが溢れているようだ。

 裸になった修馬は、背後にあるチェストの引き出しからコンドームを取り出すと、自身の近くに置いた。

 架恋としては、ゴムなしでしてもらっても別に構わないと思っていたのだが、自ら進んでゴムを着けようとしてくれる修馬を見るにつれ、「ちゃんと私のことを考えてくれてるんだ」という思いが湧いてくる。

 ほんのり心が温かくなる架恋。

 修馬はその場で立ち上がると、座ったままの架恋をじっと見つめた。

 二人はお互いの顔と身体に視線を送っていく。

 修馬のシンボルは、まだ完全には起き上がっていない様子ではあるものの、明らかな反応を見せていた。

「じゃあ、俺のを……頼む」

 即座に、架恋は修馬に近づくと、そのシンボルを手にとった。

 愛おしげに見つめながら、両手でシンボルを刺激していく架恋。

 自分の身体を見て修馬がこんなに興奮してくれている、と思うと、架恋の喜びは計り知れないほどだった。

 丁寧に愛撫を続けていると、シンボルは見る見るうちに硬く大きくなっていく。

 先端は、かすかにカウパー液で湿っていた。

 目を閉じたままの修馬がくぐもった声で呟く。

「気持ちいいよ……」

 心底嬉しくなった架恋は、今度は口を使って愛撫していく。

 睾丸を両手で優しく包み込みながら、シンボルにそっと唇を添えた。

 最初は軽くキスするだけだったが、徐々に大胆になり、唇を縦横無尽にシンボルへと走らせていく架恋。

 うっとりした表情のまま、架恋はやがて、シンボルを口内へと招き入れた。

 愛する人のシンボルを口でくわえ、おもむろに出し入れしていく。

 歯を立てないよう細心の注意を払いつつ、架恋はその柔らかな唇を駆使し、緩急と強弱をつけながら、じっくりとシンボルを刺激していった。

 修馬の息が徐々に荒くなっていく。

 架恋の方もかなり興奮してきており、座っている状態なので修馬からは確認できないものの、その花裂に花蜜をにじませていた。

 修馬の反応が気になり、上目遣いで修馬を見上げる架恋。

 そのときたまたま、修馬も目を開いて視線を架恋に落としていたので、二人の目はバッチリ合った。

 修馬の瞳に、穏やかながら深い愛情を見てとった架恋は、ますますうっとりとしていく。

 いつしか、シンボルを口に出し入れするだけでなく、再び両手でこすったり、角度を変えて舐めたり、睾丸にキスしたり、架恋は色々と工夫し始めている。