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天国の扉

ちょいS部長の羞恥レッスン53

 それから璃子は一日中、藤崎とのデートを楽しんだ。

 もっとも、璃子は内心「高虎さんにとってはデートという認識はなく、単に気晴らしのために出かけているだけだろうけど」と思っていたが。

 ショッピングモールへ行ったり、映画を観たり、ボウリングをしたりして、璃子は藤崎との休日を楽しんだ。

 そして夕食を終えて帰宅した二人。

 既に時刻は午後7時半を回っていた。

 ふと朝の会話を思い出し、心の中で「今日がもうすぐ終わるから、高虎さんとのこの関係は実質あと3日ほどで終わるんだ」と呟き、寂しい気持ちに再び襲われる璃子。

 璃子の心の中にはこの気持ちを認めたくない部分もあり、寂しさを振り払おうと急いで着替えを始めた。

 その後、璃子がリビングでテレビを見ていると、藤崎が入室してきて言った。

「今日は10時半までには、寝る支度を全て済ませて寝室にいろ」

「はい、分かりました」

 従順に答えながら、璃子は心の中で「高虎さんがまた何かのプレイをするのでは」という期待がふつふつと湧いてくるのを感じていた。

 そんなことを考えるだけで、璃子は早くも花裂を湿らせ始めてしまっている。

 一人で勝手に期待したり想像したりしたことが無性に恥ずかしくなる璃子。

 そんな璃子をその場に残し、藤崎は再び書斎へと引き返していった。

 午後10時半、ベッドの上で璃子は裸になって、バスタオルで身体を隠しながら藤崎を待っていた。

 実は10分以上も前から、この体勢でスタンバイしていた璃子。

 璃子の肉体は早くも情欲に疼いており、秘所は花蜜でぐっしょり濡れてしまっていた。

 こうして期待感だけで濡れてしまうような身体になろうとは、この関係が始まる前の璃子なら想像もできなかっただろう。

 依然として恥ずかしさはあったものの、最近の璃子はもう藤崎に対して一切拒絶を示さなくなっていた。

 どうやら身体だけでなく、心もとうとう、藤崎のプレイに屈服してしまったらしい。

 そのことを璃子自身、認めざるを得ない状況になっていた。

 10時半を僅かに過ぎてから、藤崎が寝室に入ってきた。

 璃子が予想していたとおり、既に全裸になっている。

 まだ怒張はしていないものの、その慣れ親しんだシンボルを目にしただけで、璃子は早くも興奮に身を震わせてしまっていた。

 藤崎は例の大きな鏡を動かしてベッド脇に据えると、今度はチェストの引き出しを開ける。

 そして、中から何か輪状をした黒い物体を取り出して言った。

「ネット通販で頼んでいたものが先日やっと届いた」

 藤崎の手にあるそれは、何度見ても璃子には見慣れない物だ。

 大きさは遥かに巨大だが、パッと見では腕時計に見えなくもない。

 藤崎はきょとんとする璃子にスッと近づくと、何とそれを璃子の首に押し当てた。

 どうやら、それは首輪のようだ。

 驚きのあまり、璃子は声も出ない。

 璃子が全く抵抗しないので、悠々とその首輪を璃子の首に装着することができた藤崎。

 藤崎は満足げな表情で、付属品とおぼしき長いチェーンを首輪に取り付けてから言った。

「その首輪はちゃんと人間用に作られたものだから安心しろ」

 いまだ目を白黒させながら、それでも璃子は疑問をぶつけた。

「で、でも……。どうしてそんな……首輪なんか……」

「11日まで、璃子は俺のものなんだから、それを着けられても文句はないはずだ。別に普段からずっと着けていろなどと言うつもりは、さらさらない。あと数日間、俺とのプレイの時にだけ、着けさせてもらう。いいな?」

「はい」

 璃子は素直に頷く。

 最初の驚きが去った今、璃子は理解したのだ。

 藤崎が首輪を璃子に装着した意図を。

 恐らく、この関係が始まる前や、始まった当初の頃の璃子ならば、「首輪を装着される」というこの屈辱的仕打ちを全力で拒絶したはずだ。

 ところが、度重なる藤崎のプレイが、璃子に変化をもたらしていた。

 今の璃子にとっては、この屈辱感すら、肉体の奥底に秘めた快楽を呼び起こすものになっているのだ。

 首輪をつけられたことによって、「藤崎にすっかり征服されて、身も心も藤崎のものになってしまった」というような気持ちになっていた。

「見た目も含めて、完全に俺のものになった気分はどうだ?」

「すごく嬉しくて……気持ちいいです」

「素直によく言った。褒美をやろう」

 藤崎は冷笑してそう言うと、首輪に取り付けたチェーンを軽く引っ張って、璃子に移動を促す。

 そして、ベッド中央に堂々と仰向けに横たわってから、藤崎が言葉を続けた。

「俺の顔面の上にしゃがみ込め」

 いわゆる顔面騎乗をするよう、指示を出す藤崎。

 全裸に首輪という、非日常的な状態を強いられている璃子は、湧き上がる羞恥に耐えながら従った。

 立ち上がって大きく脚を開くと、おもむろに腰を落としこんでいき、ぐっしょり濡れた花裂を藤崎の顔面へ近づけていく璃子。

 そして、秘所と藤崎の唇が接触した。

 藤崎は早速、唇や鼻などを使って、璃子の秘所を責め立てていく。

 すぐさま、藤崎が璃子の秘所をすする卑猥な音が立てられ始めると同時に、璃子は耐え難いほどの快感に襲われた。

 目を閉じ、かすかにあえぎ始める璃子。

「あぁ……あんっ。あぁん……んくっ」