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天国の扉

美術教師の羞恥デッサン71(早耶香編23)

 早耶香はどきまぎしながらも、声を若干裏返しながら言う。

「さ、撮影はやめてください……」

 しかし、藪下は平然と言い返す。

「初心者の魚谷にとっては、15分間や20分間のポーズはつらいだろうと思って、こういう措置にしようとしてるんだが。撮った写真はもちろん、芸術的な目的以外に使用しない」

「で、でも……!」

「魚谷は芸術を侮蔑しているのか? 私が真剣に作品作りをしているのに、そんな反抗的な態度をとるなんて」

「で、ですが……撮影はちょっと……」

「よし、分かった。モデル代を倍額にしよう。それで問題ないな?」

「え?」

 薬による興奮で、脚をもじもじさせながらも、驚きに目を見張る早耶香。

 元々、破格だった報酬が、さらに倍になるというのだ。

 病床にいる妹の姿が、早耶香の脳裏に甦る。

 早耶香は心の中で「それだけの報酬をいただけるなら、手術費用に頭を悩ます必要がなくなるかも」と呟く。

 途端に、早耶香の心は決まっていた。

 薬の影響により、性的興奮が昂ぶっていたことも、この決断に影響したかもしれない。

 もはや、じっとしているのもつらいほどになっていたので、早耶香としてはさっさと終わらせたい気持ちでいっぱいになっていたのだ。

 無論、同室している業者の存在も、早耶香には気になっており、ますます「早く終わらせたい」と思っていたのだった。

「分かりました……」

 それだけ言って頷く早耶香。

 藪下は嬉しそうな様子を隠そうともせず言った。

「よし、それじゃほんの2~3分だけじっとしておいてくれ」

 羞恥と興奮に身体をかすかに震わせている早耶香に向かって、藪下はカメラを手に近づいていく。

 そして、藪下はまず早耶香のバストにカメラを向け、何回もシャッターを切った。

 早耶香は心の中で、「見られるだけでなく、撮られちゃってる……。その写真、本当に薮下先生だけが見るためのものなのかな。そんな写真を他の人に見られちゃったら、私もうこの街で暮らしていけない」と呟く。

 藪下は早耶香の乳首を接写しながら言った。

「うん、いつ見ても実に美しい乳首だ。見られて興奮したことによって、膨らんでいるみたいだな」

 言葉を返すこともできず、わなわな両の拳を震わせる早耶香。

 藪下の卑猥な解説に、業者も驚いた表情をして、二人のほうをチラチラ見ていた。

 もちろん、藪下もそのことに気づいていたはずだが、そんなことを気にするタイプではない。

 藪下は下卑た笑みを浮かべながら、早耶香に手を挙げさせて脇を接写したり、傷1つない美しい背中を上から下へ撮影したり、好き放題撮影し続けた。

 お腹やわき腹を撮ったあと、藪下のカメラはついに早耶香のお尻を接写し始める。

 背後に回られている間は、薮下の姿が確認できないため、早耶香にとってはいっそうつらい時間だった。

 丸くて綺麗なお尻を至近距離から撮影しながら、藪下が言う。

「尻にも傷やシミ1つないな。実に素晴らしい。では前へと移ろう」

 そしてとうとう、早耶香にとって一番恥ずかしい部分の撮影が始まってしまった。

 ここまで来るともはや早耶香に抵抗できる余地は残っていない。

 藪下の指示を受け、脚を少し開いた早耶香は、びしょびしょになった花裂にカメラを向けられてしまった。

 藪下がわざとらしく驚いたような声で言う。

「おお、興奮してるせいで、びしょびしょじゃないか」

 早耶香は耳まで火照らせながら、どうにか耐えようと唇をグッと噛み締める。

 藪下のセクハラはどんどんエスカレートし、今度はカメラを離して、花裂へと鼻を近づけて、匂いを嗅ぐ様子を見せながら言った。

「ふん、愛液の匂いがしているな。男を誘うような香りだ。この前の、皆藤との公開セックスのときと同じ匂いだ。また、皆藤のどでかいチ○ポを求めて、疼いているみたいだぞ」

 ここでまた、業者が振り向いた。

 すると、藪下が業者に向かって言う。

「ああ、この子はつい先日、同級生の男子と公開セックスを楽しんでいたんですよ。二人ともノリノリで、実に激しい愛の営みでした」

 こんなことを言われてしまい、声にならない叫びが喉から飛び出しそうになるほど、早耶香は驚き狼狽した。

 内心、「薮下先生、なんて酷いことを言うの?!」と叫びながら。

 業者は目を丸くしながら、「え」とすっとぼけたような声を発する。

 そのあと、言葉を探す様子を見せてから、苦笑と共に言った。

「若いって、いいですねぇ」

「いやぁ、まったくですよ」

 悪びれる様子もなく言うと、藪下は今度は早耶香に向かって言った。

「じゃあ、中まで撮影するから、指で広げてくれ。性器を描く際の参考にしたい。恥ずかしいかもしれないが、そのための高額なモデル料だからな」

 もう後には引けない早耶香は、ぶるぶる身体を震わせながらも従っていく。

 花蜜で濡れ光る花唇に指を添えるだけで、早耶香は感じてしまい、ビクンと激しく身体を動かしてしまう。

 必死で声を我慢しながら、早耶香は脚をさらに広げると、指を使って花唇を押し開いた。

 とろとろになっている、美しいピンク色した花筒内部を、無我夢中の様子で撮影していく薮下。

 カメラを構える薮下の目と鼻の先で、はしたなく開脚しながら花唇を広げて中身を見せている状態の早耶香は、内心「アソコの中まで、見られて撮られちゃってる……! こんなの、本当に必要なことなの?! それに……恥ずかしくてすごく嫌なのに、どうして濡れちゃってるんだろう、私……。身体が自分のじゃないみたい!」と叫んでいた。

 藪下はうろたえる早耶香の花裂を、色んな角度から撮影しつつ言う。

「本当に綺麗な女性器だ。男を誘う愛液を垂れ流している、こんなエロい女性器を見ながら、手で触れることもチ○ポを突き刺すこともできない……これこそ、真の我慢大会ではなかろうか」

 そう言う藪下の股間も、先ほどからチラチラと早耶香を盗み見ている業者の股間も、どちらもはっきり膨らみを見せている。

 薬の効果によって欲情させられている早耶香もあわせて、三人とも欲情しているのは間違いなかった。

 すると、藪下が唐突に新たな指示を出す。

「クリトリスの皮をむいてくれ。中身も撮影したい」

 言われたそばから従おうとする早耶香は、陰豆に手を触れた瞬間、身体を激しくビクンとさせて「ああっ!」と声まであげる。

 膝をガクガクさせ、よろめきながらも早耶香は必死で、言われたとおり陰豆の皮をむいた。

 興奮により、ぷっくり膨らんだ陰豆を、舐め回すようなカメラワークで撮影していく薮下。

 やがて藪下が満足げな様子で、早耶香から少し身体を離して言った。

「良い画が撮れた。よし、今日のデッサンはこの辺にしておこう」

 早耶香は心の中で「やっと終わった……」と呟くと、崩れるようにその場で膝をつく。

 うつろな目をしながら。

【第6章 終わり】