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天国の扉

ちょいS部長の羞恥レッスン45

 それから二人は、昼休みまでまだ少し時間はあったが、とりあえず事務室に戻ることにした。

 ただし、璃子の花筒に挟まれたバイブはそのままだ。

 それを抜き取る許可を、藤崎が与えてくれなかったので。

 お昼前ということで、例の工事の音も聞こえなくなっており、璃子は心の中で「こんなタイミングでスイッチオンされたらどうしよう。あんな音がしたら、確実に彩乃たちにバレちゃう」と思い、ドキドキしていた。

 しかし、事務室へ戻った後、何か業務があったのか、藤崎は再びドアを出て行く。

 バイブを敏感な部分に挿し込まれたままの現状では、座っていても全く心が落ち着かない璃子は、少なくともスイッチをオンにされる危険性が減るということで、藤崎の不在に胸を撫で下ろしていた。

 ただ、その後すぐ事務室に彩乃が戻ってきたので、璃子は再び「バレないだろうか」という不安に駆られることになったが。

 お昼休み、いつもどおり一緒に食べようと誘ってくれた彩乃に向かって、璃子は「ちょっと気分が悪いので、外に出られない」と伝えた。

 この言葉はあながち嘘ではなかったが、「大丈夫?」と心配そうに尋ねてくれる彩乃の表情を見ると璃子の胸は痛む。

 ほんの一瞬、「お手洗いへ行って、こっそりバイブを抜き取ってしまおうかな」とも考えた璃子だったが、その事実が藤崎に知れたときのことを想像すると、そんなことはできそうもなかった。

 彩乃が「それなら、パンと飲み物を買ってきてあげる」と言ってくれたので、その言葉に甘えることにした璃子。

 それから、彩乃が買ってきてくれたパンを、璃子は事務室にて一緒に食べた。

 パンや飲み物の代金を渡そうとすると、彩乃は苦笑しながら「要らない」と言って拒んできたが、璃子は半ば無理やり押し付けるように差し出し、どうにか受け取ってもらえることに。

 心の中で「持つべきものは友達だなぁ」と思う璃子は、秘所に入ったままのバイブのことも忘れて、温かい気持ちになっていた。

 その後、彩乃といつもどおりおしゃべりを続けていた璃子がふと時計を確認すると、いつしか昼休み終了の時間を迎えている。

 まもなく藤崎が事務室へと戻ってくると、璃子は再び緊張した。

 ところが、璃子の予想に反して、藤崎は黙々と何かの業務に集中しているようで、何もしてこない。

 いつしか、けたたましい工事の音が再開している。

 璃子、彩乃、藤崎、もう一人の社員の四名がいる事務室にも、その音は響いていた。

 エアコンをつけているため、窓は閉めているにも関わらず。

 すると数十分後、何の前触れもなく、璃子の花筒に入ったままのバイブが振動を始めた。

 言うまでもなく、藤崎が唐突にスイッチをオンにしたのだ。

 午後の業務開始直後こそ、気を引き締めて身構えていた璃子だったが、しばらく藤崎は何もしてこなかったので、完全に油断していた。

 なので、危うく声をあげるところだったが、辛うじて飲み込んだ璃子。

 同じ部屋にいる彩乃たちにバレてはいけないので、璃子は必死だった。

 バイブの振動音が周りに聞こえないかということが璃子にとって特に気がかりだったが、こればっかりはどうすることもできない。

 そんなとき不意に彩乃が話しかけてきて、璃子は思わず椅子から少し飛び上がってしまった。

「あれ? 璃子、また顔色が良くないよ。大丈夫?」

 心配そうに顔を見てくる彩乃に向かって、璃子は小声で言った。

「大したことはないんだけど、少し気分が悪くて」

「医務室で休んでくる? 連れていってあげよっか」

「え、でも……今は色々やらなくちゃいけないことが多いし、抜けるわけには……」

 花筒にて蠢くバイブに感じさせられながら、頬を上気させて言う璃子。

 ちょっとでも油断すると変な声が出そうなので、璃子は気が気じゃなかった。

 彩乃がさらに言う。

「やっぱ、どう見てもつらそうだよ。部長に知らせてくるね」

 その瞬間だった。

 遠くから藤崎が声をあげる。

「島村。ちょっと来い」

 立ち上がろうとした彩乃はこれを聞いて再び腰を下ろし、心配そうに璃子を見ている。

 璃子は立ち上がれるかどうかすら不安だったが、ゆっくりと腰を上げていく。

 ややもすると震えだしそうな脚を静かに動かし、璃子は席を立った。

 そして、「はい」と小さな声で藤崎に答えると、立ち上がるのと同じくらい時間をかけて、そろりそろりと歩いていく。

 事情を知らない彩乃たちから見ると、身体の具合が悪いとしか思えない挙措動作だった。

 そうしている間も、バイブは容赦なく璃子の花筒を責めている。

 柔らかな果肉を硬いバイブでかき回され、璃子は必死で声を我慢していた。

 止め処なく溢れる花蜜は、どんどんショーツとストッキングを濡らしていく。

 璃子にとっては、「においでバレるんじゃないか」という新たな不安も出てきていた。

 ようやく自分のもとへたどり着いた璃子に向かって、藤崎が言う。

「体調が優れないんだろう。俺が医務室へ連れていってやるから、ついてこい」

 この提案は非常にありがたかったので、璃子は「すみません。ありがとうございます」と心から言う。

 藤崎が挿し込んできたバイブのせいでこんな状態に陥っているので藤崎に対する憤慨があってもおかしくないはずだが、今の璃子にとっては「一刻も早くこの場を離れたい」という気持ちが一番強く、他の事はどうでもよくなっていた。

 藤崎の提案に対し、彩乃は安堵の表情を浮かべる。

 花蜜をたっぷり吹き流しながら、脚を小刻みに震わせる璃子の限界は近づいていた。

 藤崎は素早く立ち上がってドアまで歩いていくと、璃子のためにドアを開けて待つ。

 璃子は平静を保つのに必死になりながら、どうにかそのドアを抜けて廊下に出た。