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天国の扉

美術教師の羞恥デッサン46(亜美子編10)

 この絶大な刺激に、亜美子の肉体は歓喜のうねりを見せた。

 花筒は「早くもっと奥へ。一番奥まで」とでも言わんばかりに、熱く淫らに疼いている。

 相手が藪下ということがたまらなく嫌なはずなのに、亜美子の肉体は制御不能に陥っており、欲情の波が止まらない。

「んぁぁっ! あぁっ! くっ! あふぅっ!」

 シンボルをグッと押し付けられるたびに、亜美子の口からは「夜の声」が漏れてしまう。

 完全な挿入にはまだ至っていないが、シンボル先端部は花筒入り口に引っかかり始めているようだ。

 藪下はシンボルを突き出したり引いたりを繰り返しながら言葉を続けた。

「これでは満足できていないはずだ。さあ、早く素直になれ。一度、情事を済ませてしまえば、その苦しみから解放されるんだぞ。このことは、誰にも知られないから大丈夫だ。安心して、私に身を委ねろ」

 しかし、藪下がここまで迫っても、亜美子の強靭な理性とプライドはどうにか崩れずに踏ん張り続ける。

 花筒入り口に、引っかかるほど強くシンボルを押し当てられるたび、淫らな悦びの声をあげながらも、その合間合間に亜美子は言った。

「あぁんっ! やめて! あひゃっ! 離してよっ! んぁぁっ! 入れるな!」

 藪下は腰の動きはそのままに、呆れたように呟く。

「強情だな、蓬澤は。どう考えても、こんな状態では、デッサン続行は不可能ではないか。この興奮は、情事を済まさないと、何時間も延々と続くように思うぞ。それに、さっきも言ったように、次の絵のタイトルは『けだるい午後、情事の余韻』なんだから、情事を済ませておくと、リアリティや芸術性まで高めることができて一石二鳥だろ」

「ああぁぁんっ! 嫌っ! あふぅぅんっ! 絶対、嫌! ひゃんっ! やめてよっ!」

 ここまで追い詰められながらも、性交することに同意する気配がない亜美子を見て、藪下は驚いたような表情を浮かべる。

 未桜のとき、あれほどスムーズに事が運んだので、「今回も同じだろう」と楽観していたからかもしれない。

 だが、藪下が楽観視していたとしても、仕方のない事情があった。

 未桜の場合、藪下に対して好感を抱いていたとはいえ、藪下本人にはその気持ちはあまり伝わっていない部分があったのだ。

 それに対して、「他の教師に対しては無愛想で反抗的な態度をとり、暴言すら吐く。しかし、藪下に対してだけ、多少の敬意を向けている」という亜美子の態度は、藪下が「これは自分をある程度認めてくれている証拠だな」と考えてもおかしな話ではないだろう。

 ということで、藪下が「未桜のとき、あんなに上手くいったんだし、亜美子はもっと楽勝だろう」と思っても不思議はなかった。

 ところが現実は甘くなく、亜美子が屈服する気配は一向にみられない。

 これでは埒が明かないと見たのか、藪下が強い口調で言った。

「そんな強情を張っても、何ら良いことはないぞ。実際に味わってみるといい。すぐに分かるはずだ」

 言い終わるより前に、藪下は腰を一気に前方へ動かしていた。

 それとともにシンボルも前進し、花筒内部へと勢いよく侵入していく。

 ブチブチと引き裂かれるような痛みを下腹部に感じ、亜美子は思わず絶叫していた。

「あああぁぁぁっ!!」

 こうして亜美子は処女を薮下のシンボルに捧げることになってしまった。

 一瞬、何が起きたのか理解できなかったが、すぐに藪下が挿入したことに気づいた亜美子。

 しかし、あまりの激痛に、そのことを伝える言葉しか出てこない。

「んぐっ! 痛いっ!」

 その一方で、藪下のほうは処女の女性と交わるのは初めてのことなのだが、さして戸惑う様子は見られない。

 それどころか、早速心地よさそうな表情をしている。

 数秒間そうして黙っていたが、ようやく藪下が悪びれる様子もなく口を開いた。

「何となくそんな気はしていたが、やはり初物だったか。亜美子の初めての男になれて、感慨無量だ。痛みはそのうち治まるから気にしなくてもいい」

 勝手に亜美子を下の名前で呼び始めた藪下は、花筒の最深部までシンボルを押し込んだ状態で、気持ちよさげに目を閉じる。

 早くもシンボルを強く食い締め始める花筒の感触を、堪能している様子で。

 亜美子はかつて経験したことがないほどの激しい痛みに、唇を噛み締め、目を閉じながら、懸命に耐え続けていた。

 時折、亜美子の様子を確認しつつ、しばらくじっとしている藪下。