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天国の扉

美術教師の羞恥デッサン41(亜美子編5)

 息が吹きかかりそうなほどの至近距離から藪下に花裂を注視されつつ、亜美子はその周囲にクリームを塗っていく。

 既に顔は真っ赤で、膝は軽くプルプル震えている。

 しかし何よりも、ピンと立った乳首と、溢れ出る花蜜とを、藪下に見られてしまっていることが亜美子にとって恥ずかしかった。

 それでもどうにか塗り終わり、亜美子はサッと脚を閉じる。

 藪下は何事もなかったかのごとく、亜美子からクリームの容器を受け取ると、立ち上がって言った。

「では、背中などは私が塗ろう」

「え?!」

 さすがの亜美子も驚きの声をあげた。

 弁解するかのような口調で、藪下が言う。

「いや、この後お願いするポーズでは、身体の背面を描く予定なので、塗っておいてもらわないといけないんだ。でも、背中などは、蓬澤は自分では上手く塗れないだろ。塗り残しがあったり、ムラが出来たりしては困るしな。だから、私に任せてもらおうと言うんだが、蓬澤の身体に直接指を触れるわけではないから、安心してくれ。これを使う」

 藪下が少し離れたところから持ち出してきたのは、絵を描くときに用いる刷毛(はけ)だ。

 亜美子は内心「あんなので背中を触られたら、絶対くすぐったいじゃん。絶対、嫌だ」と思ったが、それを口に出す前に、藪下が再び言った。

「直接触るわけじゃないし、嫌がったり恥ずかしがったりしないだろ? ものの1分程度で終わるからな」

 こう言われてしまっては、何も言えなくなる亜美子。

 心の中で「1分間の我慢かぁ」と呟きながら、亜美子は「は~い」と承諾の意思表示をした。

 満足そうに頷いた藪下は、素早く亜美子の背後へと移動すると、クリームを刷毛につける。

 そうして準備をしながらも、亜美子の視線が背後までは届かないのをいいことに、藪下はその美しい背中やお尻をいやらしい目つきでじっくりと観察した。

 背中もお尻も見るからにすべすべで、若々しさに満ちている。

 引き締まっていて形の良いお尻も、薮下の視線をひきつけていた。

 ただ、いつまでも視姦し続けていると、亜美子から怪しまれる危険性が出てくるからか、藪下は程々で切り上げ、刷毛を指で持ち上げる。

 そしてすぐ、亜美子の左肩へと刷毛を押し当てた。

 突然、肩に刷毛の感触が走り、亜美子は思わず出かかった声を飲み込む。

 肩や腕への刺激は、いったん慣れればどうということはなかったが、問題は背中だった。

 クリームをたっぷりつけた刷毛で、背中を上から下へスーッと撫でられ、くすぐったさと気持ちよさでゾクゾクするような感覚を覚える亜美子。

 声は何とか我慢したが、ビクビクしたリアクションは抑えることができない。

 ようやく背中が完了したが、続いて亜美子にとって最大の試練が待っていた。

 プリプリした瑞々しいお尻へと、藪下が刷毛を這わせていったからだ。

 刷毛を使い、亜美子のお尻全体を撫で回す藪下の顔は悦びに輝いている。

 亜美子は時折身体を小刻みに動かしながら、くすぐったさに必死で耐えていた。

 その後、脚や膝の裏に塗られる際には、また敏感な反応を見せてしまったものの、亜美子は何とか耐え抜き、「よし、終わり」と言う藪下の声を聞くことに。

 やっと、薮下の刷毛タイムは終了を迎えたようだ。

 媚薬クリームを塗られた亜美子の全身は、つやつや輝いている。

 時々こっそり亜美子のお尻や乳房などを観察しながら、刷毛やクリームの容器を片付け始める藪下。

 片付け終えて、亜美子の正面の位置へと戻ってきながら藪下が言った。

「では、準備も終わったし、デッサン開始といきたいんだが。お茶を飲んだり、トイレへ行きたかったりするなら、今のうちに頼むぞ。いったん開始すると、少なくとも10分間は、動いてもらったら困るんだから」

 幸い、尿意を催してはいなかった亜美子は、「お茶だけ飲みまーす」と言って再びペットボトルを手に取った。

 中身を2~3口飲んで、キャップを戻したペットボトルを再度置くと、亜美子が言う。

「準備完了だと思いま~す」

 先ほどから、「気にしないように気にしないように」と心の中で何度も唱えていた亜美子だったが、やはりいつまで経っても、裸を見られることには慣れられないらしい。

 陰毛や乳首へ薮下の視線が向くたびに、内心「ヤブッチ、真面目なデッサンとか言っときながら、さっきからどう考えても見すぎでしょ! しかも、乳首とアソコの毛ばっかり! これがもし、ヤブッチじゃなく滝沢だったら、アタシはとっくにブチ切れてるはずだよ。そもそも滝沢の前で、裸になんかゼーッタイならないし! でも、これはいくらなんでもガン見しすぎ!」などと呟く。

 もちろん声には出さなかったが、多少表情には出てしまっていたかもしれない。

 だが、そんな様子には気づかず―――いや気づいてはいたが別に何とも思っていないのか―――藪下は快活に言った。

「では、最初のポーズをお願いしよう。立ちポーズからいくぞ」