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天国の扉

美術教師の羞恥デッサン40(亜美子編4)

 続いて藪下は、部屋の片隅から何やら小さくて青い円盤状の容器のようなものを取り出す。

 それは、クリームが入っている容器のように、亜美子の目には映った。

 亜美子の予想は的中していたようで、藪下はそれも亜美子に向かって差し出しながら言う。

「このクリームを全身にくまなく塗ってくれ。肌に潤いを与えるためのクリームだが、デッサンモデルが使用する際には、肌に光沢を与えてくれるという一石二鳥の効果がある」

 もちろん、これは真っ赤な嘘であり、中身は100パーセント、クリーム状の媚薬だった。

 ペットボトルのキャップを閉めて傍(かたわ)らに置くと、亜美子は素直に「ありがとうございまっす」と再度言ってから、その小さな容器を受け取る。

 市販のクリームの容器に入れてあるので、亜美子はここでも全く疑いを抱いていなかった。

 自分の席へと戻らず、近くからじっと見つめる薮下の視線にやや面映(おもはゆ)く感じつつも、亜美子は容器の蓋を外すと、クリームを全身に塗り始める。

 首、肩、腕、脇、そして乳房にも。

 まさに塗りつけている最中のその箇所へ、近くに立っている薮下の視線が集中してしまうので、乳房に塗る段になると、さすがの亜美子も緊張を隠しきれない。

 それでも「恥ずかしがっている」とか「戸惑っている」とか思われては癪(しゃく)なので、亜美子はいつもどおりを必死で装いながら、乳房全体にまんべんなくクリームを塗りつけた。

 そして、お腹へいこうとすると、亜美子のピンと立った乳首を凝視しながら、藪下が唐突に言う。

「乳首と乳輪にも、もっとちゃんと塗りこんでくれ」

「はい!」

 亜美子は「ええっ?!」と叫びたい思いを一瞬にして抑え込んで元気よく返事すると、平静を装い続けながら、言われたとおりにする。

 藪下から穴が開くほど乳首や乳輪を見つめられながら、亜美子は感度の増したそれらの部分へと、指に乗せたクリームを塗っていった。

 今となっては、乳首は完全に隆起してしまっており、ごまかすのは不可能な状態だ。

 そして花蜜がじゅわっと股間を濡らし始めていることを、亜美子自身は気づいており、ますます困惑と狼狽を深めた。

 心の中で「なんで濡れちゃってんだろ、アタシ。乳首が立ったことも、ヤブッチにばっちりバレてるし。濡れてることだけは、絶対にバレないようにしないと! もうっなんでヤブッチは、近くでじろじろ見てんだよ。別に、ヤブッチひとりに見られたところで、全く恥ずかしくないから、どうでもいいけどね」と呟く亜美子。

 その実、恥ずかしがっていることも、戸惑っていることもはっきり自覚はしていたのだが、あくまでも認めない方針だ。

 認めてしまうと、大きな屈辱と悔しさを味わわされることは間違いないと予測できたので。

 乳首は特に感度抜群となってしまっており、クリームを塗る際に自らの指でこするだけでも、亜美子は声を必死で我慢する必要があった。

 時折、高まりゆく性感から、身体がビクンと大きく動いてしまったが、そのリアクションは我慢することもできなかったが。

 乳首を立たせ、顔を紅潮させ、股間を花蜜で湿らせながら、どうにか胸部にクリームを塗り終えた亜美子は、お腹に塗った後、恥丘を飛ばして脚へと移っていく。

 恥ずかしい部分をさりげなく飛ばした格好の亜美子だったが、内腿に塗るときには、思わずビクンと身体を揺らしたばかりか、不覚にも「あっ」と声まであげてしまった。

 性的興奮を昂ぶらせてしまっている以上、今となっては仕方のないことだったといえる。

 だが、そんな姿を藪下に見られたくない亜美子にとっては、絶望的な気分にすらさせられる出来事だった。

 ともかく、どうにか身体の前面にクリームを塗り終えることができた亜美子。

 もちろん、恥丘や花裂周辺などは除いて。

 心ひそかに「これで終わりってことにしよう! 塗ってない場所があるってこと、ヤブッチも気づいてないかも!」と期待しながら、容器の蓋を閉じようとする亜美子に向かって、藪下が言った。

「陰毛と性器周りも頼む。もし自分で塗りにくいということなら、私が代わってもいいぞ」

 顔から火が出る思いの亜美子だったが、「このままでは藪下の手で塗られてしまう!」という気持ちが何よりも勝り、慌てて答えた。

「大丈夫です! 自分で出来ます!」

 言うが早いか、亜美子は陰毛にクリームを塗りたくっていく。

 今まで男性に一度も見せたことのない毛を、今こうして近くから藪下に見られているだけでも亜美子にとっては大事件だったのだが、あまつさえその毛にクリームを塗っているところまでも目に焼き付けられてしまったのだ。

 しかしそれはまだ序章に過ぎなかったようで、続いて花裂周辺を塗る段階に来て、亜美子の羞恥と狼狽は一気に膨れ上がった。

 数秒間、躊躇してしまった亜美子に向かって、突然かがみ込みながら藪下が言う。

「恥ずかしいかもしれないが、塗りやすいように脚をしっかり開いたほうがいいな。しっかり塗れたかどうかは、私が確認してやるから」

 藪下がしゃがみ込み、さらに亜美子のほうへと身体を近づけたことによって、藪下の顔と亜美子の花裂との距離は、20センチを切るほどに接近してしまう。

 ここまで近づかれ、花裂の高さに目線を合わされてしまっては、亜美子が花蜜をたっぷり流していることも、薮下の知るところとなってしまった。

 しかも、藪下はさらに「脚をしっかり開け」という指示を下したのだ。

 既に逃げ出したいほどの羞恥に苛まれていた亜美子だったが、この期に及んでも、その高いプライドは健在だった。

 藪下から「恥ずかしいかもしれないが」と前置きされては、亜美子としては「いや、全然恥ずかしくなんかない!」と強く主張したい気持ちでいっぱいとなり、指示に従うしかなくなってしまうのだ。

 なので、亜美子はムキになったように、脚を思いっきりガバッと開き、膝を軽く曲げる。

 これでとうとう、藪下の眼前に、花裂一帯の全貌が露出されてしまった。

 やや肉厚の花唇は、花蜜に濡れながら少し開いており、その中身までも藪下に見られてしまうことに。

 男性を知らない、そのピンク色した内部にも、大量の花蜜が溢れていることが、藪下の目にも明らかだった。

 また、陰豆は包皮からごく僅かだけ顔を出しており、こちらも綺麗な色をしている。

 秘められたその一帯は、全域にわたって花蜜でぐっしょり濡れていて、藪下の目を存分に楽しませてしまったようだった。