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天国の扉

美術教師の羞恥デッサン25(未桜編6)

 未桜は泣きそうな声で言った。

「ええっ?! お、お願いします……! お手洗いでさせてください!」

 段々と腰の動きを激化させながら懇願する未桜だったが、藪下は真顔で首を振る。

「ダメだ。ルールを破るのなら、残念ながら今回のデッサンはこの場で終了となる。せっかく集まったみんなにとっても本当に残念なことだが」

「そんな……!」

 目の前で行われた会話の流れに、男子たちの熱狂が爆発する。

 皆口々に「おお! おしっこをこの場で!」「聖水ショーの開幕希望!」「美少女が洗面器に向かって放尿するところを生で是非見てみたい!」「俺たちの目は気にせず、思う存分出してくれ!」「我慢は身体に良くないからな! 今すぐこの場で出すといい!」などと叫んでいる。

 あろうことか、スマホを取り出して撮影準備を始める者すら出てきていた。

 ざわめく男子たちの目の前で、「全裸に大開脚。さらに指で花唇を広げ、中身まで男子たちにお披露目中」という状態の未桜は、かすかに声まであげながら艶かしく腰を振りたてる。

 いくら、「指令には従う」と心に決めた未桜とて、この場で放尿するなんてことは願い下げだったのだが、襲い来る尿意はあまりに強烈で、切羽詰った状況となってきた。

 未桜は心の中で「どうしよう。もう我慢できない」と叫び続ける。

 藪下の発した「ルール」という言葉により、未桜の中では既に「お手洗いに立つ」という選択肢が消えており、そうなってしまってなおかつ「この場で用を足したくない」と思っている以上は、「休憩時間までどうにか耐える」という道しか残されていないのだった。

 しかし、下腹部を襲う苦痛に、未桜は刻一刻と追い詰められていく。

 全裸で花唇を広げた状態は保ちつつ、未桜はとうとう、無我夢中で腰を激しく動かしてしまっていた。

 この光景を見て、喜びを爆発させる男子一同。

 男子たちは口々に、「もう我慢せず、ここですべきだ」「早く楽になろうぜ」「我慢しすぎると大変なことになりそうで、心配だ。今すぐ出すといい」などと未桜に声をかける。

 言葉だけで判断すると、未桜のことを心配しているだけに見えるかもしれないが、発言する男子たちの双眼は情欲と期待に煌いており、その下半身には一目瞭然の隆起が確認できるので、「表向き、気遣いを見せるふりをしながら、その実、未桜の放尿シーンが見たいだけ」ということは誰の目にも容易に分かるだろう。

 ついには、未桜の口から我慢できぬ声が断続的に漏れ始めた。

「あぁぁんっ! あぁぁっ! んんぁぁっ! んぁぁっ!」

 真っ赤な顔色をして、自ら花唇を触り、なおかつ腰を振りたてながらこんなあえぎ声をあげている未桜の姿は、事情を知らない者が見れば「自慰をしている」と思い込んでもおかしくない様子だった。

 室内のいたるところから、「すげぇ!」「エロい!」といった声があがる。

 するとここで、洗面器を未桜のすぐ近くに置いてから藪下が言った。

「ほら、ここに洗面器を置くから、すぐに用を足すといい。そんなに動かれては、ポーズをとってもらう意味がないので、このままだと中止せざるを得ない。聞き分けのないことを言っていないで、さっさとここでしなさい」

 きっぱりと言い切られたこの言葉に、未桜の理性は瞬く間に陥落させられてしまった。

 やはり、未桜の心の中では「自分が原因で中止されてしまうのが嫌」という気持ちが一番大きかったといえる。

 そして、既に我慢が困難になってきているという状況も手伝い、「この場で用を足しなさい」という藪下の要請に、未桜はとうとう応える決心をしてしまった。

「あぁん……分かりました。お見苦しいところをお見せすることになりますが……もう我慢できないので……ここでさせていただきます……! ポーズは……いったん崩しても?」

 未桜の言葉に、ニヤニヤを抑えきれぬ様子の藪下は、「ああ、もちろん」とあっさり許可を出す。

 男子たちは「待ってました」とばかりに色めき立った。