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天国の扉

美術教師の羞恥デッサン24(未桜編5)

 再び見えた魅惑の花園に、男子たちのボルテージが一段と上がる。

 しかし藪下は冷静に、「まだまだ、こんなもんじゃ終わらない」とでも言わんばかりの調子で、未桜に向かって言った。

「性器を指で広げて、みんなに膣内が見やすいようにしてくれ」

「ええっ?!」

 これには、さしもの未桜も驚愕した。

 だが藪下は、未桜に考える時間すら与えない。

「性器の複雑な形状を、忠実に描くための訓練がしたいんだ。恥ずかしいかもしれないが、芸術のために協力してくれ」

 無論、未桜にも「何かおかしい」という不審な気持ちはなくもなかった。

 けれども、「ここまで来て、拒絶はできない」ということを、未桜は理解しているのだ。

 拒絶すれば、今までのことが全て水泡に帰すだけでなく、報酬もなくなってしまい、さらに藪下や部員たちに多大な迷惑を与えてしまうと、未桜は真剣に思っていた。

 なので、未桜はすぐ「分かりました」と返事をして、右手をそっと花裂へと伸ばしていく。

 そして、言われたとおりに、2本の指を使って、花唇を押し開いた。

 大きく開脚した体勢で、未桜自らがその花唇を指で広げたのだ。

 男子たちの興奮ぶりはいっそう顕著になり、「美少女自らが、『くぱぁ』をしたぞ! たまらん!」「ビラビラの中まで見えてる! 彼氏でもない俺らに見せてくれてありがたい!」「とろとろの内部まで丸見えだ!」「相変わらず、いい色してるなぁ!」「どんどん濡れて、あの子も欲しがってることだし、ここは俺が一肌脱ぐか。生挿入で悦ばせてあげたい」「その役目、俺のだろ! 生セックスで精子注入といきたいところだ!」「あんなの見て、何もできないなんて、もどかしすぎる! ヤれないまでも、せめて触りまくりたい!」などの野次が飛び交った。

 藪下を含め、その場にいる男子たちの大半が、未桜との性交を渇望する様子を見せている。

 股間を大きく膨らませながら。

 野次を聞き、そして部屋中の男性から花裂の奥まで見られ、未桜の顔中はますます赤くなっていた。

 恥ずかしさのあまり、もぞもぞと身体を揺らす未桜。

 そんな恥らう様子すらも、男子たちを喜ばせてしまったらしく、「恥ずかしがってるぞ!」「穴ぼこの奥まで見られて恥らう姿、最高!」「あのポーズ、『チ○ポをこの穴に入れてください』って言ってるみたいなものだからな! 恥ずかしがるのもしょうがないって」などの冷やかしが、未桜に向けられた。

 その冷やかしがまた、未桜をさらに恥らわせるという「羞恥の循環」が出来上がってしまう。

 未桜は心の中で「全部、見られちゃってる……。恥ずかしい場所の奥の奥まで。彼氏以外に見せちゃいけないところなのに、たくさんの男子が見ちゃってるんだ……。恥ずかしくて恥ずかしくて、逃げ出したいほどなのに……この気持ちよさは本当に何なの?! いっぱい見られるの、恥ずかしくて嫌なはずなのに……。なのに、どんどん濡れちゃうし、乳首も大きくなっちゃう! 変態みたいで……何だか、やだぁっ!」と叫ぶ。

 これほどまでに未桜が急速に性的興奮を昂ぶらせたのには、実は先ほど密かに飲まされた媚薬も大きな原因の一つだということを、未桜は知る由(よし)もなかった。

 体質によるものなのか、飲まされてまださほど時間が経過していないにも関わらず、未桜の肉体には早くも、その薬の効果が出てきていたのだ。

 しかし、媚薬が未桜にもたらした変化は、その興奮の昂ぶりだけではなかった。

 唐突に強烈な尿意を催してしまう未桜。

 そう、この尿意もまた、その媚薬によって未桜が受けた変化だった。

 効能なのか副作用なのかは不明だが。

 ともかく、薬の影響による尿意ということで、未桜が「我慢できない」と言うレベルに達するまで、あまり時間はかからなかった。

 羞恥と同時に尿意にも耐えつつ、腰を軽く振りながら未桜は藪下に向かって訴えかける。

「あの……すみません……! 少し中断してお手洗いへ行ってきても……いいですか?」

 藪下はその薬に利尿作用も含まれていると事前に知っていたらしく、さほど驚く様子もない。

「いや、申し訳ないがルール上それはできない。もし尿意を催したのであれば、この場で洗面器に向かって用を足してもらおう」

 そう言いつつ、剃毛のときにお湯を入れて使用していた洗面器を再度持ってくる藪下。

 藪下は当然のように「ルール」と口にしたが、実はそんなものは存在しないのだ。

 あくまでも、未桜を言いくるめるためだけに、藪下が思いつきで口にした言葉だろう。