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天国の扉

美術教師の羞恥デッサン15(早耶香編15)

 藪下は満面の笑みを浮かべて、二人に言った。

「それではいよいよ最後のポーズだ。そのモデル台に乗ったまま、魚谷は膝と手をつき、四つんばいになってくれ。ものの5分で終了するから、つべこべ言わずに従ってくれよ」

 欲情中の早耶香はそれどころではない状態だったが、それでも「最後」や「5分で終了」という言葉はしっかりと耳に入っており、半ば無意識のうちに言われたとおりのポーズをとった。

 四つんばいになった早耶香のお尻は、俊哉の方向に向いており、花蜜をたっぷり垂れこぼしている花裂が俊哉の眼前に晒されることに。

 ただでさえ極度の興奮状態にある俊哉が、この光景を見て平然としていられるはずがなかった。

 そんな俊哉に対しても、藪下はポーズの指示を飛ばしていく。

 うつろな目をしながら、俊哉は機械的な挙措動作で、藪下の指示に従い、早耶香の背後にて膝立ちをした。

 これにより必然的に、二人の性器は急接近してしまう。

 俊哉がもう20~30センチほど、早耶香のほうへ前進すれば、性器同士が触れ合ってしまいそうだ。

 こうしてポーズへと移行している最中も、早耶香はガクガクと身体を震わせながら、花蜜で自身の股間や太ももを濡らしに濡らしている。

 俊哉は目の前にある美しい花裂から視線をそらすことができず、もどかしげにシンボルを揺らしていた。

 ここで「満を持して」といった雰囲気を漂わせながら、藪下が大きめの声で言う。

「皆藤はもう少し魚谷に近づけ。これは、男女の愛を表現するポーズだからな。よし、準備が出来た者から、デッサンを開始しろ」

 最後の部分は、並み居る男子たちに向けて言い放った藪下。

 男子たちは「トシが羨ましすぎる」「こちらからは、マ○コが見えなくなってしまったじゃないか」「どうせならセックスしろよなぁ」などと不平不満を呟きながらも、デッサンの準備に取り掛かった。

 いや、大半の男子はあくまでも準備のふりをするだけで、視線は全裸の二人へ向けたままだったのだが。

 夢遊病者のような目をした俊哉は、ズイズイと早耶香のほうへ近づいていく。

 そして、男を誘う香りを放っている花裂と、そそり立つシンボルとの間隔は、僅か数センチとなってしまった。

 男子たちの大半は、興奮ぶりを抑えることも隠すこともせず、「もうセックスしちゃえよ!」「ここまで来て、ヤらない手はないだろ!」などと叫び、二人の性交を強く望んでいるようだ。

 藪下はそんな男子たちには目もくれずに、俊哉に向かって言った。

「性器同士をくっつけてみろ。何なら、そのまま挿し込んでしまってもいいぞ」

 この言葉を耳にした途端、早耶香が口を開いた。

「ダメッ! それだけは……!」

 早耶香の中に残っていた僅かな理性が、そう叫ばせたようだ。

 ここまで散々恥ずかしい行為をさせられてきたものの、「恋人でもない、幼なじみとのセックス」はさすがに受け入れがたい早耶香。

 だが、そんな早耶香の理性は既に風前の灯と言っても過言ではない状態で、肉体は男性を求めて疼いてしまっている。

 止め処なく流れ出る花蜜や、ピンと立ち上がった乳首、くねり続ける腰などを見れば、その肉体が性交を懇願していることは、誰の目にも明らかだった。

 全裸で欲情している異性の幼なじみを眺めながら、俊哉は理性を奮い立たせるかのように、大きく首を振る。

 しかし、その花裂からどうしても視線を離すことはできず、早耶香から身体を遠ざけることもできそうにない様子だった。

 あと一押しとばかりに、煽るかのような言い方で藪下が俊哉に声をかける。

「魚谷の女性器がグロテスクで、嫌悪感を抱いているのか? それで性器を接触させることを拒んでいるわけだな」

「そ、そんな……わけでは……。でも……」

 俊哉の返事に力はない。

「いや、そうとしか思えないだろ。もし、魚谷のことが気持ち悪くないのなら、性器同士の接触だけでもしてみろよ。挿入するかどうかは、皆藤に任せるからな」

 ここでまたしても「ダメ」と言う早耶香に向かって、申し訳なさそうに俊哉が言う。

「早耶香、ごめん……。俺もう我慢できないから、少しくっつけるだけ……」

 そして俊哉は前進し、シンボル先端で早耶香の花唇にキスをした。

 十数年来の幼なじみであり、親友であった二人の性器同士が接触した瞬間だ。