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天国の扉

奇竹先生の卑猥な日常32(ヌードデッサン編3)

 その直後、奇竹はサッと由梨花の背後に回る。

 そして、由梨花から姿を見られないのをいいことに、お尻や背中などをしげしげと観察し始めた。

 かなり顔を近づけながら。

 由梨花は背後に回っている奇竹の事が気になって気になって仕方なかったが、動くわけにもいかず、何もできない。

 奇竹は余裕の表情を見せると、スッとかがみ込み、下から見上げるようにして、由梨花の脚の間に視線を凝らした。

 足をやや開いているため、由梨花の秘所の一部分が、奇竹にもしっかりと確認できたようだ。

 その後、今度はお尻と太ももに、視線を移す奇竹。

 奇竹はしばらくの間、シミ1つない美しい肢体を、つぶさに観察し続けた。

 3分ほど経過した後、奇竹は今度は由梨花の正面へと移動しなおす。

 そして再び、乳首や股間の茂みをじっくり見つめていった。

 今度は由梨花にも様子を見られるため、奇竹の表情は真剣そのものだ。

 まるで、本当の芸術家のように。

 もっとも、そんな表情は言うまでもなくポーズに過ぎず、奇竹は芸術家からは程遠い人物だったのだが。

 全身をくまなく舐め回すように視姦されている由梨花にとっては、5分間が想像以上に長く感じられた。

「本番では、この4倍の20分間も静止していないといけない」と思うと、不安になってくる由梨花。

 やがて、ようやく奇竹のストップウォッチが音を立てた。

 ストップウォッチを止めて、奇竹が言う。

「お疲れ様でした。辛抱強く、じっとしていただけましたね。合格とさせていただきます」

 慌ててバストや下半身を両手で隠しながらも、由梨花は少し頬を緩めて「ありがとうございます」と言った。

 そして、奇竹から「服を着てもいいですよ」という指示を受け、大急ぎで下着や服を着ける由梨花。

 その後、奇竹より今後の説明を聞いた後、由梨花の面接は無事終了した。

 由梨花が立ち去ったあと、うきうきした表情で大きく伸びをする奇竹。

 定めし、「いいターゲットが見つかった」とでも思っているのだろう。

「さて、もう一人くらい、合格者が欲しいな。由梨花ちゃんくらいの、恥ずかしがり屋が」

 奇竹はそう呟くと、次の応募者の書類を取り出した。

 しかし、奇竹の期待に反して、その後の7人は全員がさほど恥ずかしがる様子を見せなかった。

 それでは面白くない奇竹は、形式だけの手短な面接を連続して行うはめに。

 11人全員が奇竹好みのルックスだったにも関わらず、「あまり羞恥心を表さない相手」の裸を見たところで、奇竹はそれほど興奮できなくなっていた。

 恐らく、書店やローカルアイドル面接での度重なる経験のせいだろう。

 奇竹は今まで散々、美味しい思いをし続けたことで、ちょっとやそっとのことでは興奮できないようになってしまったようだ。

 だが、全員の面接を終えた奇竹の顔には、落胆の色は見受けられない。

 なぜなら、由梨花という飛びっきりの獲物を発見したのだから。

 それから、奇竹にとっては忙しい日々が続いた。

 面接日から2週間後に「第1回のデッサン教室」を開くことにしたため、その期限までに、今度は受講生を集める必要があったからだ。

 モデルの方は、とりあえず現段階では由梨花だけの予定だったが、「またいずれ、新たにモデルの募集もかけよう」と考えていたため、奇竹にとっては問題ではなかった。

 むしろ、受講生探しの方が、問題だったといえる。

 なぜなら、奇竹のデッサン教室は決して真面目なものではないため、普通の受講生を集めても意味がなかったからだ。

 奇竹としては、自分と同じような趣味を持った、好色で変態な男性ばかりを集めたいと思っていた。

 なので、あまり目立たないネット掲示板などを利用し、奇竹は慎重に受講生を集めてゆく。

 また、ローカルアイドル面接の際にも手伝わせた腹心の部下の一人である斉藤という男を、受講生として紛れ込ませておく計画を奇竹は立てていた。

 そして、面接の日から約1週間後、事前に由梨花にも説明しておいた通り、「下見や準備のため」と称して、由梨花を呼び出した奇竹。

 もちろん、説明等もしっかり行うつもりではあったが、それとは別に、奇竹にはある計画があり、そのことも由梨花を呼び出した動機の一つだった。