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天国の扉

奇竹先生の卑猥な日常23(ローカルアイドル編16)

 それでも、琴美は首を縦に振ることはできない。

 裸を見られているだけでも恥ずかしいのに、ましてや剃毛など、琴美にとってはあり得ないことだ。

 もっとも、相手が女性エステティシャンや女性看護師などであれば、琴美も素直に従った可能性は高いのだが。

 いや、琴美は相当な恥ずかしがり屋なので、たとえ相手が女性でも嫌がったかもしれない。

 ともかく、今回は相手が、会うことすらまだたった二度目の、しかも男性の奇竹なので、琴美が到底承服できないのは致し方ないことかもしれなかった。

 何も返事をしない琴美に対し、プレッシャーをかけるかのように、毅然とした態度で言う奇竹。

「こうしていても、時間の無駄です。こちらといたしましても、無理やり琴美さんの嫌がることをしようなどという意図は全くございません。もしお嫌でしたら、服を着ていただき、今日の面接は終了とさせていただきます。今回は幸いなことに、多くのご応募をいただいたので、琴美さんのような素敵な方であっても、選考結果の保障はいたしかねます。では、今から5秒以内にご決断ください。終了なら終了で構いませんが、もし続行していただくのであれば15分後にはこの場で合格を告げさせていただきます。それでは、カウントします。5、4、3、2……」

 ますますうろたえる琴美の頭の中では、色々な考えが渦巻いていた。

 もし、ここでやめるとなれば、全裸を見られてしまったことも、全くの無駄となってしまうのだ。

 逆に、あと十数分だけ、歯を食いしばってでも耐え抜けば、この場で合格が掴めるという。

 決心がついたわけではないが、それでも琴美は、奇竹が「1」と言うと同時に叫んでいた。

「つ、続けます!」

 すぐに奇竹の顔が明るくなる。

「つまり、剃毛をお任せいただけるのですね?」

 この期に及んでも、心の中は迷いと躊躇ばかりだったが、琴美は目を伏せ、震えながら答えた。

 消え入りそうな声で。

「はい……」

「ではでは、少々お待ちください」

 そう言うと、袋を手に立ち上がる奇竹。

 その股間がはっきり盛り上がっているにも関わらず、それを全く隠す様子もなく。

 奇竹は、袋から白いタオルを取り出すと、室内に備え付けてある水道へと向かう。

 そして、蛇口から熱めのお湯を出すと、そのタオルを濡らして絞った。

 さらに奇竹は今までの面接でも行っていた通り、慣れた様子で敷布団を持ってきて、床に広げる。

 また、今までとは違い、今回は布団の半分くらいの面積を、ビニールシートで覆った。

 これから剃毛を行うので、布団を直接汚さないようにしようという工夫だ。

 それから、いつの間にか股間だけでなくバストも手で隠している琴美に向かって言った。

「準備が整いました。あまり時間をかけると、琴美さんもお恥ずかしいでしょうし、速やかに済ませましょう。こちらへ仰向けに寝ていただけますか?」

 こう言われると、「確かに、さっさと済ませた方がいい」という気がしてくる琴美。

 顔から火が出るほど恥ずかしい気持ちは変わらなかったが、それでも素直に従った。

 琴美は敷布団の上へと、仰向けに寝転がり、両手で顔を覆う。

 奇竹の目と鼻の先に、その白く美しい裸身を晒しながら。

 奇竹は股間をピクピク反応させつつ、至近距離から琴美のバストや股間の茂みを観察する。

 手を伸ばせば触れる距離だったが、触ろうとはせずに奇竹が言った。

「では、脚を大きく開いて、膝を立てていただけますか?」

 いわゆるM字開脚をするよう、指示を出す奇竹。

 恥じらいで身を軽くよじりながら、琴美は答えた。

「で、でも……。このままでも……」

「そんな風に膝をぴっちり閉じてらっしゃると、上手く剃れませんよ。さぁ、時間もありませんので、速やかにお願いしますよ! 合格したくはありませんか?」

 この一言は琴美にとって決定的だった。

 羞恥に耐えながら、ここまで従ってきたのも、ひとえに合格の二文字のためだ。

 それにまた、ここまで来てしまった以上、もはや引き返すことはできないと琴美自身も分かっていた。

 顔をしっかりと両手で隠しながら、膝を立て、おもむろに脚を開いていく琴美。

 奇竹は例の袋を手に、琴美の脚の間へと移動すると、かがみ込んだ。

 こうしてついに、琴美の最も恥ずかしい部分が、奇竹の眼前で丸出しになってしまった。