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天国の扉

怪しい媚薬の研究所60(大爆発編8)

 莉央菜が大声をあげると、花筒が絶頂の収縮を始めた。

「ああああああああっ! イっくうううぅぅぅ!!」

 既に限界間近だった宮元もまた、こみ上げる感覚に抗わず、クライマックスに突入する。

 重力も相まって、隙間なくぴったりと重なり合ったシンボルと花筒が同時に同時に果てた。

 シンボルが樹液を間欠泉のように吹き上げ、莉央菜の胎内を満たしていく。

 そうしている間にも、宮元は動きを止めず、自身の研究室のドアを素早く開けると、室内へと飛び込んだ。

 びゅくびゅくと、愛する莉央菜の中へ樹液を流し込みながら、宮元は即座に鍵も閉める。

 絶頂の瞬間から、宮元の動きが若干鈍くなっていたため、佐藤は目と鼻の先まで迫っており、ドアが閉まった直後にそのドアノブを掴まれるほどに接近していたものの、宮元が鍵を閉める動作の方が僅かに早かった。

 そのため、佐藤が必死でドアノブをガチャガチャ回すも、空回りするばかりで、ドアは開かない。

 宮元の研究室にて、二人っきりになった莉央菜と宮元は、目くるめくクライマックスに酔いしれた。

 花筒にシンボルをしっかりはめ込まれ、ドクドクと樹液を流し込まれている莉央菜が、うっとりしながら叫ぶ。

「あぁん……友矢君の熱い精液が、ドクドクって出てる! ずっと欲しかったの! 気持ちいいっ! もっと出してぇっ!」

 必死でしがみつく莉央菜を両手で支えながら、宮元も気持ち良さそうに身体を揺らしていた。

 苦笑も交えて、宮元が呟く。

「確かに、この気持ちよさは格別だな! 俺がたっぷり出してやる! それにしても、間一髪のところだったな」

「あはぁっ! もっとぉっ!」

 やがて、シンボルの脈動と樹液放出がおさまると、宮元はドアの外からする物音をうかがった。

 クライマックスの興奮により、莉央菜と宮元には今の今まで全く聞こえていなかったが、いつしかドアが大きく揺れており、ドンドンと大きな音もしている。

 どうやら、ドアの向こうで、佐藤や鈴木たちが懸命にドアを叩いているようだ。

 莉央菜は依然として、絶頂の余韻を引きずり、恍惚としながらかすかにあえぎ声をあげ続けていた。

 そんな莉央菜に向かって、宮元が言う。

「説明しなくても、俺には大体予測がつく。何らかの原因で、例の薬をあいつらが大量に摂取したんだろ。それで、発情して、莉央菜に襲い掛かった……そんなところか?」

 莉央菜は時折、あえぎながら答えた。

「うん、大体合ってる。あぁん……。倉庫で爆発が起こって、薬の蒸気をたっぷりと浴びてしまったみんなが凶暴になっちゃって……。……友矢君は浴びてないの?」

「当たり前だろ。もちろん、さっき莉央菜を襲ったのは、見せ掛けだ。ああでもしないと、すんなり莉央菜を連れ出すことなんか、できっこないだろ」

「あ、ありがとう……」

 ドアを激しく叩かれている状況ながら、苦笑して答える宮元に、莉央菜はボソッと「ありがとう」と感謝の意を述べた。

 宮元は「気にするな」と言ってから、言葉を続ける。

「とりあえず、ここにいては危ないな。やつらのことだし、どうせいずれ、そのドアもぶち破ってくるに違いない」

「ど、どうするの……?」

 宮元はそこで、結合部を外すと、莉央菜の脚を地面に下ろさせて、いったん身体を離した。

 莉央菜の花裂からは、4人分の樹液がドロドロと垂れ落ちている。

 それから宮元は、部屋の片隅にあるロッカーへと向かい、それを開けた。

 そして、ロッカーの中から衣類の入っている透明な袋を二つ取り出す宮元。

 ドアを思いっきり叩かれる音は、ひっきりなしに続いており、莉央菜は不安そうにそちらを見ている。

 宮元が片方の袋を莉央菜に差し出して言った。

「俺の予備のジャージだけど、この際、我慢して着てくれ。大急ぎで」

 莉央菜は黙って従った。

 宮元もまた、むき出しだった下半身に、ジャージを穿き始める。

 ドアが壊れそうなほどに揺れる中、二人は服を着終わった。

 予備の下着はなかったため、二人とも下着は着ていない状態だったが。

 莉央菜が揺れ続けるドアの反対側に顔を向け、そこに裏口のドアを見出し、思い出したかのように言った。

「そう言えば、友矢君のこの研究室にも、裏の出口があったのよね!」

「うん、そこから出れば、駐車場まですぐ行けるだろ。さぁ、さっさと行くぞ。俺たちが出たら、裏口のドアにも鍵を閉めるから、やつらが追いつける見込みは全くないから、安心しろ」

 言うが早いか、宮元は裏口のドアを開けていた。