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天国の扉

怪しい媚薬の研究所28(朋香編16)

 ほとんど音も立てず、静かに脱衣所そばの戸が開いていく。

 開ききった戸の向こうから、宮元、鈴木、田中の三名の姿が現れた。

 静かに後ろ手で戸を閉める田中。

 それから三人は、ゆっくり静かに露天風呂へと向かった。

 湯の中で激しく交わる朋香と三浦は、三人の出現や接近に全く気づいていない。

 ばしゃばしゃと湯しぶきを上げて交わっているため、水音や朋香の嬌声ばかりが耳に入り、他の音は聞き取りにくい状態だったということはいえるはずだ。

 それにまた、二人とも多大な快感を伴う激しい性交に集中しており、他に気を配る余裕もなかったということも事実だった。

 もしも宮元らが大きな音を立てていれば、さすがに三浦も朋香も気づいたとは思われるが。

 宮元ら三人は、抜き足差し足で、ゆっくり慎重に接近を続けていた。

 そして、交わる二人から5メートルほどというところで、動きを止める。

 宮元たちはそこで、二人の性交を黙って見物し続けた。

 一方、朋香と三浦は、クライマックス寸前まで高まっていた。

 激しくぶつかり合う結合部が、湯の中で感度を増し続けており、頭が真っ白になっている朋香が大きめの声で言う。

「ひゃうっ! 雪彦君のが奥にゴリゴリって当たって……あぁぁんっ! もうダメ! またイっちゃう!」

 あれほど性交を恐れ、嫌がっていた人と同一人物とは思えぬ発言だ。

 それだけ、薬の強大な影響下における性交が、絶大な性感をもたらしていたのだった。

 ばしゃばしゃと、湯の音を立てて交わる二人の陰毛同士も、海草のようにゆらぎながら時折絡み合う。

 シンボルが狙いすましたかのように、朋香のGスポットを連続で突くと、朋香の高まりは最高潮へ。

 思わず、三浦の身体にしっかり抱きつきながら、朋香が叫ぶ。

「また気持ちいいのが、来ちゃう!! イっちゃううぅぅぅ!! ああああああああっ!!」

 硬いシンボルを果肉に挟んだまま、朋香は動きを止めた。

 最も深く突き刺さった状態で。

 花筒は強烈な収縮を開始し、シンボルをキュウキュウときつく抱きしめる。

 シンボルはそれに応えるかのように、子宮孔にぶち当たりながら、白い樹液を噴射し始めた。

 湯に負けず劣らず、熱い熱い樹液を。

 びゅくびゅくと蠢動し、朋香の胎内へ樹液を吐き出すシンボル。

 三浦に抱きしめ返されながら、朋香が目を閉じながら言った。

「あぁぁんっ! またお腹の奥で、出てるぅっ! お湯の中なのに、雪彦君のがドクドクって出してるのがはっきり分かるよぅっ! 奥に……あひゃぁっ! 気持ちいいっ!」

「うぅ……最高だよ、朋香ちゃん。きっちり子宮の中を満たしておくよ」

「やぁぁん……恥ずかしい……でも、気持ちいい……!」

 きつく抱きしめあう二人は、ぶるぶると身体を震わせていた。

 そして、それを結構な至近距離から眺める宮元たち。

 宮元たちに観察されているとも知らず、朋香と三浦は全裸でぴったりと抱き合い、性器まで組み合わせながら、悦楽を享受していた。

 そのうち、シンボルの脈動が止まり、樹液の射出も治まったものの、朋香も三浦も一向に動く様子も見せずに、座って抱きしめあったままだ。

 心地良さそうに目を閉じながら。

 1分ほどして、体勢はそのままで、三浦が言った。

「三度もできて……最高に気持ちよかったよ! 朋香ちゃん、ありがとう」

 すると、少しだけ身体を離し、三浦の目を見つめながら朋香が答えた。

「すごく気持ちよかった……。こちらこそありがとう、雪彦君」

 朋香はゆっくりと目を開くと、すぐに再び閉じていきながら、三浦の顔に自分の顔を近づけていく。

 二人の唇は再び合わさった。

 今度は舌まで、朋香の口内へねじ込んでいく三浦。

 朋香は一瞬目を見開いて驚いた様子を見せたが、すぐさま目を閉じてそれを受け入れる。

 さらには朋香の方からも、舌を出して絡めていった。

 対面座位で繋がり、お互いの身体に手を回しながらディープキスをする二人。

 しばらくして顔を離したが、二人は恍惚の表情のままだった。