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天国の扉

怪しい媚薬の研究所20(朋香編8)

 三浦と二人っきりになると、気まずい空気が流れるかと心配した朋香だったが、そんなことはなかった。

 三浦が積極的に話しかけてきたからだ。

 最初は、宮元にスカウトされたときのことを話し合った二人。

 相変わらず三浦は遠慮のない視線を朋香に送ってはいたものの、話しているうちに「そんなに悪い人ではなさそう」という気が朋香にはしてきた。

 かと言って、少なくとも朋香の方は、決して打ち解けて話していたわけではなかったが。

 しばらく話しているうちに、朋香は気づいた。

 尿意を感じてきたことを。

 しかし、湯から上がることを躊躇する朋香。

 なぜなら、手ぬぐいで隠し切れないお尻やその他の部分を三浦に思いっきり見られてしまうのは間違いないだろう、と思ったからだ。

 なので、とりあえず我慢したまま、スタッフたちの帰還を待っていたのだが、そのうち、朋香は気づき始めた。

 朋香を襲い始めているその感覚は、もしかしたら尿意ではないのかもしれないということに。

 温かいお湯の中で、朋香の下腹部は、よりいっそう熱を帯び始めていた。

 ついに薬の効果が発揮されてきたのだ。

 もじもじと身体を動かしつつ、耐えようとする朋香。

 だが、当然ながら、その快感のような、それでいて不快感のような、不思議な感覚は立ち消えることはなかった。

 一方の三浦の下半身にもまた、変化が訪れていた。

 シンボルが全力で立ち上がってきて、上に被せただけの状態の手ぬぐいを、グイグイ押し上げていたのだ。

 だが、三浦本人は最初は、そのことを「おかしい」とは一切思っていなかった。

 なぜなら、目の覚めるような美少女である朋香が、彼のすぐそばにいて、全裸に手ぬぐい一枚というあられもない姿を晒していたため、「彼女を見ているから、立ってきたのだ」と思い込んでしまっていたからだ。

 もちろん、実際はそれだけではなく、薬の影響も十二分にあったのだが。

 ところが、時間が経つにつれ、三浦も気づき始めた。

 シンボルが異様な熱を帯びており、今まで経験したことのないような情欲が、自分の中に渦巻いていくことに。

 三浦は早くも「目の前にいる、この美少女を犯したい」と、強く強く思い始めていた。

 情欲で三浦の目は鈍く輝いていく。

 ただ、遠慮なく視線だけは朋香の体に向ける三浦でも、さすがにいきなり性行為に及んだり、性行為を打診したりすることはなかった。

 どうにか耐えようと、三浦なりに努力しているようだ。

 莉央菜たちの部屋では、みんなの鼻息が荒くなってきていた。

 モニター越しでもはっきりと、三浦と朋香に薬が牙をむき始めたことが分かったからだ。

 莉央菜が嬉しそうに言った。

「うふふ、効いてきたみたいね。もうこっちのものよ」

 しかし、ここでも心配そうな顔で反論する宮元。

「ですが、ホントに大丈夫でしょうか。今までと違って、ここは研究所ではないんですよ。あの戸に施錠もしていませんし。二人のうちどちらかが温泉から上がって、お手洗いへ向かうんじゃないでしょうか。そうなると困りますね」

「大丈夫よ。もうあの二人は、立ったり歩いたりすることすら、難しくなってるはずだわ。両手で下腹部を終始触っていないと気が済まない状態にもなってるはずよ。ほら、画面をよく見てみてよ。二人の右手はお湯の中に隠れていて見えないでしょ。とっくに、オナニーを始めてるに違いないわ」

 自信満々の莉央菜。

 確かに莉央菜の言う通り、二人が手ぬぐいを押さえている手が、小刻みに動いている様子が、モニターでもかすかながら確認できた。

 納得して頷く一同。

 莉央菜がまた口を開く。

「ほらね。もう数分も持たないはずよ」

 一同は固唾を呑んで、事の成り行きを見守っていた。

 朋香は、早くも我慢できないレベルの痺れに、その初々しい花裂を襲われていた。

「あ……ん……んん……」

 どんなに唇を噛み締めても、どうしても声が漏れてしまう。

 そして、その声を三浦に聞かれてしまった。

「なーんか、俺、さっきから興奮してて。もしかして、朋香ちゃんも?」

 朋香は必死で、かぶりを振った。

 しかし、またしても股間に、ジーンと走る快感に、軽く腰を浮かせてしまう朋香。

 朋香のピンク色をした花唇は、淫らにヒクついている。

 その部分が熱く熱く感じられるのは、決して湯のせいだけではないと朋香も気づいていた。

「あん……」

 再度、艶かしい声をあげる朋香。

 すると、水音と湯のしぶきを立てながら、三浦がスッと立ち上がった。

 もはや手ぬぐいで隠す気もないらしく、最大限まで怒張し、空に向かってそそり立っているシンボルをむき出しにして。